知らないと損するお金や税金ニュース

新着記事

Vol.138<NISA>2027年から始まる「こどもNISA」とは?子どもの将来に向けた資産形成の新制度

2026/9/3

今回のテーマは、

『<NISA>2027年から始まる「こどもNISA」とは?

子どもの将来に向けた資産形成の新制度』です。


この記事は1~2分程度で読み終わりますので、

ぜひご覧ください。


2027年1月から、

NISAのつみたて投資枠が0~17歳にも広がります。


いわゆる「こどもNISA」と呼ばれる制度で、

教育費などの将来必要となる資金について、

子ども名義で長期的に準備できる仕組みです。


□■━━━年間60万円までの非課税枠━━━■□

こどもNISAでは、

0~17歳の子どもについて年間60万円まで投資でき、

非課税で保有できる上限は600万円です。

制度の対象となるのは、

長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託などで、

個別株は対象外です。

こどもNISAでの運用益については、

通常のNISA口座と同様に非課税となります。


また、非課税で保有できる期間に期限はありません。

子どもが18歳になると、特別な手続きをしなくても

成人向けのNISAのつみたて投資枠へ自動的に移行するため、

成人後もNISAによる非課税での運用を継続できます。


【こどもNISAの特徴】

つみたて投資枠

<0~17歳>

年間投資枠:60万円

非課税保有限度額:600万円

投資対象商品:長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託

運用管理:一定の要件*の下、12歳以降は払出しが可

*資金の使途が子のためのものであり、

子が払出しに同意したことを示す書面とともに、

親権者等(口座管理者)が申出書を金融機関に提出する。


<18歳以上>

対象年齢:18歳以上

年間投資枠:120万円

非課税保有限度額:1,800万円へ自動的に移行

投資対象商品:長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託

運用管理:制限なし


成長投資枠

対象年齢:18歳以上

年間投資枠:240万円

非課税保有限度額:1,800万円のうち1,200万円

投資対象商品:上場株式・投資信託等

運用管理:制限なし


□■━━━教育費などへの活用期待が高まる━━━■□

こどもNISAは、大学進学など将来のライフイベントに

備えるための有力な選択肢となります。

なお、資金の使い道が子どものためであることや、

子ども本人の同意などの一定の要件を満たせば、

12歳以降に資金を払い出すことも可能です。


一方、投資である以上、

預貯金とは異なり元本割れするリスクがあります。

したがって、教育費のすべてをNISAで準備するのではなく、

近い将来に使う資金は預貯金で確保し、

長期間使う予定のない資金を積立投資に回すなど、

目的に応じた使い分けが大切です。


また、こどもNISAは子ども名義の財産であるため、

親の資金をこどもNISAに移す場合は贈与にあたります。

暦年贈与などを行っている場合には、

こどもNISAの拠出分も含めて

非課税枠を超えないように注意しましょう。


□■━━━まとめ━━━■□

こどもNISAの開始により、

子どもの将来に向けた資産形成の選択肢が広がります。


非課税メリットだけに注目するのではなく、

使う時期や目的、投資のリスクも踏まえ、

家計に無理のない範囲で活用を検討しましょう。



バックナンバー

2026年記事一覧

2026/9/3Vol.138<NISA>2027年から始まる「こどもNISA」とは?子どもの将来に向けた資産形成の新制度
2026/8/24Vol.137<インボイス経過措置>2026年10月からは「80%控除」→「70%控除」に変更へ
2026/7/31Vol.136<個人向け国債>国債がNISA対象に?政府が検討する魅力向上策とは
2026/7/31Vol.135<住宅ローン控除>中古住宅の減税が大幅拡充!住宅購入に向けて押さえておきたい改正点とは?
2026/7/6Vol.134<消費税>食料品の消費税はどうなる?「実質ゼロ化」案の全体像
2026/7/6Vol.133<給付付き税額控除>手取り増と働き控え解消に向けた原案の内容とは?
2026/6/9Vol.132<酒税法>酒税一本化で何が変わる?「安さ」から「味わい」の時代へ』です。
2026/6/9Vol.131<社会保険>「130万円の壁」が激変!2026年4月からの新ルールで働き方はどう変わる?
2026/5/15Vol.130<非上場株式> 相続税評価ルールの見直しへ
2026/5/15Vol.129<税制改正> 令和8年の「年収の壁」はどうなった?
2026/5/15Vol.128<国民健康保険> 一般社団法人を用いた「国保逃れ」への包囲網が強化へ
2026/3/31Vol.127<後期高齢者医療保険> 75歳以上の保険料に「金融所得」を反映へ
2026/3/31Vol.126<2026年度税制改正大綱> 主な改正内容をチェック⑥
2026/3/2Vol.125<2026年度税制改正大綱> 主な改正内容をチェック⑤
2026/3/2Vol.124<2026年度税制改正大綱> 主な改正内容をチェック④
2026/1/26Vol.123<2026年度税制改正大綱> 主な改正内容をチェック③
2026/1/26Vol.122<2026年度税制改正大綱> 主な改正内容をチェック➁
2026/1/26Vol.121<2026年度税制改正大綱> 主な改正内容をチェック①
2026/1/26Vol.120<源泉徴収票> 令和7年12月以降の新様式をチェック!

2025年記事一覧

2025/12/3Vol.119<通勤手当> マイカー通勤者の非課税限度額が11年ぶりに引き上げ!遡及適用に伴う実務対応を解説
2025/11/20Vol.118<年末調整> 令和8年分の扶養控除等申告書は記載誤りが続出!?
2025/11/20Vol.117<健康保険証> 12月2日以降は原則廃止!入退社時の注意点を確認
2025/11/20Vol.116<住宅ローン控除>令和7年分の年末調整から「調書方式」による運用がスタート
2025/10/15Vol.115<基礎控除の特例>令和8年分以降も年末調整での対応が必要に
2025/10/15Vol.114<ふるさと納税>2025年9月末までの「駆け込み寄付」の注意点は?
2025/10/15Vol.114<ふるさと納税>2025年9月末までの「駆け込み寄付」の注意点は?
2025/10/15Vol.113<税務調査>9月から「オンライン調査」を段階的に導入へ
2025/8/21Vol.112<健康保険>大学生世代の扶養要件は年収130万円→150万円に拡大へ
2025/8/21Vol.111<医療保険>8月以降は保険証が使えない?誤解しやすいポイントを確認!
2025/7/30Vol.110<年収の壁>税制改正による「年収の壁 ビフォー・アフター」をおさらい!
2025/7/22Vol.109<路線価>国税庁が令和7年分を公表! インバウンド需要の後押しで4年連続上昇に
2025/7/22Vol.108<雇用保険>2025年4月から創設された「育児時短就業給付金」とは?
2025/7/22Vol.107<令和6年分申告>所得税や消費税、贈与税は新制度の影響が顕著に
2025/6/11Vol.106<特定親族特別控除>令和8年分からは源泉徴収事務にも要注意!
2025/5/22Vol.105<令和7年度税制改正>11月30日以前の準確定申告は「更正の請求」が必要に
2025/5/22Vol.104<基礎控除の特例>税制改正によって「年収の壁」はさらに複雑化へ
2025/4/22Vol.103<出生後休業支援給付金>2025年4月から育児休業給付が手取りの10割に!
2025/4/22Vol.102<雇用保険>2025年4月から失業保険の給付制限が大幅緩和へ!
2025/4/22Vol.101<補助金制度>2025年度新設の「新事業進出補助金」とは?
2025/4/22Vol.100<生命保険料控除>令和8年の1年間のみ、一部の控除額を拡充へ
2025/3/3Vol.99<リース会計>2027年4月から本格導入される「新リース会計基準」とは?
2025/2/10Vol.98<相続時精算課税制度>申告書の提出漏れに要注意!
2025/2/10Vol.97<確定申告>定額減税の適用漏れに要注意!!
2025/1/23Vol.96<税制改正>大学生の扶養控除は年収103万円⇒150万円に拡大!
2025/1/10Vol.95<iDeCo>令和7年度税制改正で掛金限度額を増額へ!

2024年記事一覧

2024/12/20Vol.94<確定申告>令和7年1月以降は収受日付印の押なつ廃止へ
2024/12/20Vol.93<社会保険>106万円の壁撤廃へ!企業の肩代わり案も浮上?
2024/11/15Vol.92<国民健康保険>来年度から上限額が3万円引き上げへ
2024/11/14Vol.91【年末調整】令和6年の年末調整業務における変更点は?
2024/10/21Vol.90【マイナ保険証】2024年12月以降の健康保険証はどうなるの?
2024/10/08Vol.89<M&A>10月から「悪質な買い手」のリスト化・情報共有へ
2024/10/08Vol.88<国民皆確定申告>年末調整廃止の可能性を考える
2024/09/20Vol.87<フリーランス新法>2024年11月から施行される新法の内容をおさらい!
2024/09/02Vol.86<ふるさと納税>2025年10月以降はポイント付与禁止へ
2024/08/16Vol.85【定額減税】給与年収100~103万円は「二重取り」が可能!?
2024/08/16Vol.84【路線価】国税庁が令和6年分を公表!コロナ禍からの回復基調がより顕著に
2024/07/25Vol.83【社会保険の適用拡大】2024年10月から従業員数51~100名の企業も対象に!
2024/07/12Vol.82【森林環境税】6月から新たな国税がスタート!その使い道には課題も…?
2024/06/12Vol.80【定額減税】控除しきれない場合に支給される「調整給付」とは?
2024/06/12事業再構築補助金の第12回公募開始!変更点やポイントを解説!
2024/06/12幅広い方の創業・スタートアップを重点的に支援!日本政策金融公庫の創業融資制度
2024/05/20【法人登記】10月1日から代表者住所の「非表示」が可能に!
2024/05/17【賃上げ促進税制】中小企業は年間の繰越控除が可能に!!
2024/04/25【交際費】4月より飲食費の金額基準が5,000円→1万円に増額へ!
2024/02/15【経営セーフティー共済】解約後、2年間は再加入による掛け金の損金算入がNGに
2024/01/31【定額減税】源泉徴収分からの控除により、企業の負担増は不可避?
2024/01/15【確定申告】能登半島地震により、申告・納付期限延長へ

2023年記事一覧